ストレッチ

血圧を安定させ、血管が詰まりにくい状態を保つには、血行を良くすることが不可欠。

サラサラの血液をしっかりと全身に行き渡らせて健康な体を保つことは、正常な血圧や丈夫な血管を維持することにもつながります。

血行が悪くなれば、血液や血管の健康以外にも、さまざまな不調に関わってくるため、軽く考えていけません。
「めぐり」を良くすることで、気になる体の不調を改善していくこともできるでしょう。

今回は、いつでも気軽に血行を良くすることができるツボ押しやストレッチ、呼吸法をご紹介します。

とくにパソコン作業が多いあなたには積極的に取り入れていただき、ふだんから血液の循環を良くしておきましょう。
ぜひ、この記事を読んで、エクササイズにチャレンジしてみてくださいね。

血行を良くするツボ

百会(ひゃくえ)

百会(ひゃくえ)
百会は、頭のてっぺんにあるツボで、両耳と眉間が交差するところにあります。

指の腹でぐーっと押し込むようにツボを刺激すると、頭の血行が良くなり、頭痛や頭の重さなどの症状が和らぎます。

内湧泉(うちゆうせん) /湧泉(ゆうせん)

内湧泉(うちゆうせん) /湧泉(ゆうせん)
内湧泉は土踏まずから少し親指寄りにあるツボ。
湧泉は足の中央にあるくぼみの部分です。

この2つのツボは血圧を下げるのにいいツボなので、血圧が気になる人は毎日ツボ押しすると良いでしょう。

足の裏は刺激を感じにくい部分なので、握りこぶしでグリグリと強めに押したり、叩いたりして刺激するのがおすすめ。
青竹踏みなどでも気持ちよく刺激することができますよ。

合谷(ごうこく)

合谷(ごうこく)
合谷は、手の親指と人差し指の付け根にあるツボ。
体のだるさを取ったり、疲労回復にもいいツボです。

指の付け根のくぼんだ部分を親指で強めに刺激すると良いでしょう。
合谷は頭痛や歯痛、便秘などにも効果がある万能なツボなので、気が付いたときにツボ押しするのもおすすめです。

血行を良くするストレッチ

足首の運動

足首
座ったままでじっとしている状態が続くと、血流が悪くなり、血栓ができやすくなります。

高速バスや電車、飛行機の移動などでエコノミー症候群になったという話を聞かれたことがあるかもしれませんが、これは体を動かさないことで足に血栓ができてしまった状態のこと。
この血栓が肺に移動してしまうと、肺動脈が詰まって呼吸ができなくなり、命にかかわる状態になってしまうんですね。

長距離移動のときに限らず、座った状態でじっとしていると血流が悪くなるため、血液サラサラには良くありません。
1時間に1度は立ったり、軽く体を動かすのがおすすめです。

立つことができない場合には、足首をぐるぐる回したり、かかとと爪先を交互に持ち上げるなど、足先を動かすだけでも血流改善に効果的。
上の画像のように、足の指で地面をつかむような動きをするのも血行促進につながります。

ただし、いきなり足の指を動かすと足がつってしまうこともあります。
様子を見ながら少しずつ動かすようにしてくださいね。

足もみ

ふくらはぎストレッチ

足、特にふくらはぎは、足から体の中心へと血を送り出すポンプの働きをしてくれる部分。
足をもむことでポンプの働きを助け、血流を良くする効果が期待できます。

足をもむときには、足の先からふくらはぎ、太ももと、足の先から上に向かって揉むようにしてください。

足の指を1本ずつ、根元からゆっくりと大きく回したら、足の裏を100回程度軽く叩き、爪先から足の裏を刺激します。
ふくらはぎは両手をつかって筋肉をつかみ、放すのを繰り返しながら上に向かって足を揉んでいきます。

太ももは面積が広く、両手を使ってもつかむのが難しいため、太ももの上で両手を重ね、上から押すようにして刺激を与えます。
足の付け根にはリンパがあるため、そこへ向かって体液を流すように、足の付け根までやさしく押して刺激を加えるのがコツです。

この足もみは足が疲れているときの疲労回復にも効果的。
体の具合が悪く、なかなかウォーキングなどの運動ができない人にもピッタリです。

足を揉んだりマッサージをするのも辛いというときには、履くだけでマッサージ効果のある靴下やストッキングを活用するのもおすすめ。
体に無理のない範囲で、足のポンプ効果をしっかりと機能させることを心がけてみてくださいね。

手もみ

手のマッサージ
足と同じく、体の先端に当たる手も血液循環が悪くなりやすく、冷えを感じやすい部分。
手をしっかりとマッサージすることで血の巡りが良くなり、血行を促進することができます。

手もみと言っても難しいことをする必要はありません。
自分でできる範囲であれば、手を握ったり開いたりを繰り返したり、手をひらひらと動かすきらきら星体操などをするだけでも、手の血行を良くすることができます。

片方の手をもう片方の手でつかみ、軽く引っ張るようにして放すのも、手に刺激を与え、血行を良くする動きのひとつ。
誰かとペアになって手のひらを揉みあうのも、手の血行を良くするのに効果的です。

腹式呼吸

腹式呼吸

ゆっくり腹式呼吸するだけで自律神経が整い、血圧が安定

日頃、無意識でしている呼吸は胸を動かす「胸式呼吸」ですが、腹式呼吸は、その名の通りお腹を動かす呼吸法。
呼吸は自律神経に大きな影響を与えますが、お腹を動かす腹式呼吸をすると、副交感神経優位な状態を作ることができます。

副交感神経が優位な状態は、心身ともにリラックスできている状態。
体の緊張が解け、ゆったりとリラックスした状態だから、血圧が下がり、安定した状態をキープすることができるんです。

血液を汚すストレスを解消する効果も

腹式呼吸をすると、胸式呼吸に比べて酸素をたくさん体内に取り込むことができます。
血液中の酸素を増やし、血の巡りを良くして老廃物を排出する働きもアップすることができるんです。

腹式呼吸はリラックス効果が高く、ストレスを解消する効果があるため、血液がドロドロになるのを防ぐこともできます。
ゆったりとした気持ちで血圧を安定させるだけでなく、ドロドロ血液の予防にもいいのは嬉しいですよね。

腹式呼吸ができているかどうかを確かめるには、息を吸ったときにお腹が膨らみ、息を吐いたときにお腹がへこんでいるのを確認します。
呼吸に合わせてお腹が動いているのを確認できたら、きちんと腹式呼吸ができている証拠です。

まとめ

この記事では、運動が苦手、体が悪くて運動できないという人でも気軽に血行を良くすることができる方法をいくつかご紹介しました。

血行を良くすることで血圧や血管、血液の健康に良いのはもちろんですが、それ以外にも肩や首のこりを和らげたり、体の不調を改善したりと良い影響がたくさんあります。

全身に酸素や栄養を届けてくれる血の巡りが良い状態をキープするのは、健康な体を維持するための基礎の基礎とも言えるでしょう。

気に入ったものや、毎日の生活で無理なくできるものから気軽に取り入れ、気分転換や休憩のときに試してみてくださいね。

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