果物

旬の季節感が感じられ、甘みや酸味が美味しい果物。
野菜ほど食べる機会はないかもしれませんが、果物にも血液の健康を守ってくれる成分がたっぷり含まれています。

血液サラサラ効果はもちろんのこと、自然な甘みがあるにも関わらず、血糖値の上昇をゆるやかにしてくれるという嬉しい働きもあるのが果物の魅力。
「甘いものはやめられないけど、できるだけ体に良くて、ヘルシーなものを選びたい」という人にもピッタリです。

この記事では、血液の健康をはじめとする健康維持に効果的な果物を7つご紹介。
さいごまで読んでいただけたら、あなたもちょっとしたフルーツ通になっているでしょう。

リンゴ

リンゴ

リンゴを食べるとサラサラになる理由とは?

リンゴの血液サラサラパワーの源は、水溶性食物繊維のペクチンによるもの。

ペクチンは胆汁の働きを抑えてコレステロールの吸収を抑えてくれる働きがあります。
善玉菌の働きを活性化して腸内環境を整え、お通じの改善効果も期待できるでしょう。;

カリウムも豊富なリンゴは、ナトリウムの排出を助け、塩分過剰による血圧上昇を抑えてくれるのも魅力。
リンゴが名産の青森県では、他の東北地方の県に比べて高血圧症の人が少ないというデータもあるほど、リンゴの健康パワーは素晴らしいものなんですね。

リンゴが血液に良い理由は、皮に含まれたエピカテキンの力とは?

リンゴがすごいのはペクチンとカリウムだけでなく、最近になって発見されたカテキン類の一種、「エピカテキン」まで含まれているから。

カテキン類には抗酸化作用がありますが、リンゴに含まれるエピカテキンは、お茶などに含まれるカテキンと異なり、多量体といわれるチームで活動するカテキン類。
チームで活動するから抗酸化力もアップして、活性酸素に対する抗酸化力がとても強いのが特徴です。

エピカテキンはリンゴの皮にも身の部分にも含まれていますが、皮に含まれる量は何と身の部分の4倍。
リンゴを食べるときには皮つきのまま食べると、エピカテキンをたっぷり摂ることができるのです。

バナナ

バナナ

血圧を気にする人がバナナを食べる理由とは?

バナナが血圧コントロールにいいのは、豊富なカリウムでナトリウムを体の外に出し、血圧を下げてくれるから。
バナナには果物のなかでもトップクラスのカリウムが含まれており、朝1本のバナナを食べるだけでカリウムをたっぷり摂ることができるんです。

バナナにはカリウム以外にもカルシウムやマグネシウム、亜鉛などのミネラル類が豊富。
体調を整えるのにも最適な果物といえるでしょう。
コレステロールの吸収を抑える食物繊維もたっぷりで、毎朝のお通じにお悩みの人にうってつけのフルーツです。

バナナには白血球を増やして免疫力を高める働きや、バナナに含まれるセロトニンが精神を安定させてくれる効果も期待できます。
心身の健康をオールマイティにサポートしてくれる心強い味方です。

健康パワーを引き出すバナナの食べ方とは?

バナナはそのまま食べるだけでも栄養をバランスよく摂ることができますが、おすすめの食べ方は牛乳やヨーグルトと合わせて食べること。
バナナに含まれるマグネシウムが乳製品に含まれるカルシウムの吸収を助けるため、相乗効果が期待できるのです。

ただし、糖分が多くカロリーが高いため、糖尿病や肥満の人は注意が必要。
間食にするにはカロリーが高いので、1食に数えてカロリーや血糖値をコントロールするようにしてくださいね。

柑橘類

柑橘類

柑橘類を食べる人は血管年齢が若い理由とは?

柑橘類は、優れた抗酸化作用を持つビタミンCと代謝を活性化させるクエン酸が豊富なことから、血液サラサラや血管の健康に良い影響を与えてくれる果物。
丈夫な血管を作り、血液サラサラの土台作りをすることで、血管と血液をより健康な状態へと導いてくれるんです。

口当たりが悪いと取り除かれることが多い白い筋の部分は、グアーガムという食物繊維。
総コレステロール値を下げ、血糖値の上昇をゆるやかにしてくれる働きがあるため、できれば一緒に食べるのがおすすめです。

柑橘類の豊富な栄養素とおすすめの食べ方とは?

柑橘類は、その豊富なビタミンCをしっかり摂れるように、生で食べるのが理想です。
食物繊維の部分である白い筋の部分も丸ごと食べることで栄養素をしっかりからだに取り込むことができるでしょう。

柑橘類にはビタミンCだけでなく、ビタミンCの酸化を防いで血管を丈夫にするのを助けるビタミンPの仲間、フラボン類も含まれています。
オレンジやグレープフルーツには、脂肪やコレステロールの代謝を促進するイノシトールという成分も含まれているため、ダイエット中の人でも安心。

白い筋や袋まで丸ごと食べるのに向いているのは、温州ミカンなどの小さめのミカン類。
ただし秋から冬にしか出回らないため、春や夏は手に入りやすいオレンジやグレープフルーツを食べると良いでしょう。

温州ミカンにはβ-カロテンの約5倍の抗ガン作用がある成分、β-クリプトキサンチンが含まれているのもポイント。
冬場においしくビタミンCを補給して、生活習慣病になりにくい体づくりができるのは嬉しいですよね。

キーウィフルーツ

キーウィフルーツ

キーウィフルーツを食べると血管や血液に良い理由とは?

キーウィが血管と血液の健康を維持してくれるのは、その豊富なビタミンCのパワーによるもの。

キーウィ100gあたりに、69mgものビタミンCが含まれており、大き目のキーウィなら、1個食べるだけで1日分のビタミンCが摂れてしまうほど。
LDLコレステロールの酸化を防ぎ、しなやかで丈夫な血管をつくっていきます。

キーウィはさらにカリウムも豊富で、血圧が気になる人にもピッタリ。
食物繊維もたっぷり含まれているから、コレステロール値を下げるはたらきも期待できるでしょう。

生活習慣病リスクを下げるキーウィフルーツの食べ方とは?

キーウィは切るだけですぐ食べられるため、手頃さは抜群。
年間を通して、スーパーでも安く売られていることが多いから、果物の中でも一番気軽に食べることができるのではないでしょうか。

緑のキーウィフルーツは酸味が強いものもありますが、しっかり熟すことで甘みが強くなり、食べやすくなります。
熟し足りないときには、リンゴやバナナと一緒に置いておくと、追熟が進んで食べごろに。

もう少し甘くないと食べづらいという人には、黄色いゴールドキーウィがおすすめ。
緑のキーウィより価格は少し高くなりますが、甘みが強く、どなたでもおいしく食べることができるのが特徴です。

アボカド

アボカド

アボカドを食べるとコレステロールを下げるって本当?

もしかしたらあなたは「アボカドって野菜じゃないの?」と思われているかもしれませんが、実は果物なんです。
アボカドに含まれる脂肪酸は善玉コレステロールを増やし、悪玉コレステロールを減らしてくれる働きがあります。

アボカドの脂肪酸は、オレイン酸をはじめとする不飽和脂肪酸。
オリーブオイルに似た健康効果が期待できると考えれば良いでしょう。

脂質たっぷりのアボカドには、コレステロールの吸収を抑えるβシトステロールやリポタンパクも含まれているため、コレステロール値や善玉、悪玉コレステロールの量が気になる人にピッタリ。

“サラサラ”“スイスイ”な血液にするためのアボカドの食べ方とは?

アボカドは果物ですが、野菜感覚でサラダにして食べられるのが最大の特徴といえるでしょう。
ビタミンEやビタミンA、Cなども含まれているから、コレステロール値の抑制だけでなく、抗酸化力も期待できます。

加熱はせず、生のまま食べるとビタミンをまるごと摂取することも可能。
カットして種を取るだけで簡単に食べられるから、忙しいときや小腹が減ったときの気軽な軽食にも最適です。

柿

柿を食べると血液の流れがスムーズになるって本当?

柿は、生で食べても干し柿を食べても、血液のめぐりをよくしてくれる果物です。
干し柿にはカリウムなどのミネラルとビタミンA、食物繊維が豊富。

干し柿の食物繊維ペクチンは、コレステロールの吸収を抑えて排出を促す作用があり、コレステロール値を下げ、高脂血症などの病気を予防します。

生の柿にはビタミンCがたっぷり。
ビタミンCの抗酸化力で血液サラサラをしっかりとサポートしてくれるのです。

柿に含まれた嬉しい栄養素、成分とは?

上でご紹介した通り、柿にはビタミンAやビタミンC、カリウムや食物繊維がたっぷり。
ただし、干し柿と生の柿とで摂取できる成分が異なるため、どの成分をしっかり摂りたいかによって、食べ方を選ばなければなりません。

コレステロール対策にペクチンを摂りたいなら干し柿がおすすめ。
干し柿は柿1個分の果糖が凝縮された状態になっているため、食べ過ぎると血糖値が上がるので注意が必要です。

一方、干してしまった状態では、ビタミンCはほとんど残らないため、ビタミンCの抗酸化力が目当てなら生の柿を食べる必要があります。

生でも干し柿でも、柿は日本の秋ならではの果物。
秋には柿をデザート代わりにして、季節感を楽しみながら健康な体づくりを目指していきましょう。

アンズ

アンズ

アンズがあなたの血液を健全にする理由

アンズにはカリウムとβ-カロテン、そしてカテキンが含まれています。

カリウムは体内のナトリウムを排出し、血圧を下げるサポートをしてくれる成分。
β-カロテンとカテキンは高い抗酸化力で悪玉コレステロールの酸化を防ぎ、血管を健康な状態に保ってくれます。

中性脂肪やコレステロール値の上昇を防ぎ、健康習慣病予防にも効果的な果物といえそうです。

アンズの健康効果をからだに取り込むおすすめの方法とは?

アンズは酸味が強く、生のままでは食べにくいため加工して食べるのがおすすめ。
「干しアンズ」にしたり、焼酎につけこみアンズ酒を作ると効率よく摂取することができるでしょう。

加熱してしまうと豊富なカテキンが失われてしまうため、ジャムや焼き菓子などに使うのはとてももったいない食べ方です。

干しアンズは生のアンズを干すだけですが、干しアンズとして市販されているものもあるため、それらを利用すれば手軽に摂取できますよね。
アンズの風味が苦手な場合は、ウーロン茶にひたして戻してから食べると独特の風味が消えてすっきりと食べやすい味になります。

アンズ酒はアンズ600gと焼酎1800cc、氷砂糖150gを容器に入れて半年から1年ほど、冷暗所で保存するだけ。
梅酒などの果実酒をご自宅でつけられている方なら、簡単に作ることができるでしょう。

まとめ

おやつやデザート感覚でおいしく食べられて、しかも健康にいい効果まで期待できるのが果物の良いところ。
糖分が多いため摂りすぎは禁物ですが、洋菓子や和菓子などの甘味よりもヘルシーだから、安心して食べられるのが嬉しいですよね。

この記事でご紹介したのは、血液サラサラや血管の健康、生活習慣病の予防にいい影響がある果物ばかり。
スーパーで何か果物を買って帰ろうかな、と思ったときは、この記事で紹介している果物を思い出してみてくださいね。

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