アブラナ科野菜

アブラナ科野菜は、健康に欠かせない食材。
ふだん当たり前に食べていますが、その栄養パワーは目を見張るものがあります。
血液をサラサラにして、血管年齢を引き下げたり、血流の流れを良くする作用が期待できる野菜です。

このエントリーでは、あなたの血液をイキイキにして、血管をたくましくするアブラナ科野菜を6つご紹介。
記事を読めば、あなたはアブラナ科野菜を再評価して、意識的にメニューに取り入れたくなるかもしれません。

他の食品の付け合わせとして、ぜひあなたのお家の食卓を彩るレビュラーに加えてあげてくださいね。

アブラナ科野菜は台所のドクター!

キャベツ

アブラナ科野菜の代表選手「キャベツ」は長寿の源

アブラナ科の野菜の代表格であるキャベツ。
昔から、その薬効は全世界で知られていました。

歴史上の偉人もキャベツを愛好して長寿をまっとうした人は少なくありません。
医学の父と呼ばれているヒポクラテスは、平均寿命が短い時代においてキャベツを好んで食べた結果、83歳まで生きたと言われています。

また、数学者ピタゴラスもキャベツを好んでいたそうです。
「キャベツが体に元気を与えて、たかぶった精神を落ち着かせてくれる」という記述を残しています。
ピタゴラスはなんと90歳まで生きたとのこと。

うーん、キャベツの力ってすごいですね。

アブラナ科野菜の万能性

アブラナ科野菜が「台所のドクター」と」言われるゆえんは、広範囲にわたって栄養素が含まれているからです。

豊富なビタミン類のほか、カルシウムやカリウム、食物繊維もたっぷり。
新陳代謝を活性化して、腸内環境改善にも貢献してくれるありがたい成分ばかりです。
くわえて、がんを誘発する老化した細胞を正常化する作用もあります。

また、ブロッコリーやキャベツに含まれるイソチオシアネートの効果も見逃せません。
目ざとくがん細胞を発見して増殖を抑えるはたらきを担ってくれます。

アブラナ科野菜の総合的な健康パワーはわかっていただけたと思いますが、からだのなかから「きれい」を作っていくという意味では、血液にも良い効果は十分あります。

では、以下にそれぞれのアブラナ科野菜について詳しく解説していきましょう。

大根

大根

大根を食べるとどんな良いことがある?

アブラナ科の植物である大根にはもちろん、アブラナ科特有の硫黄化合物、イソチオシアネートとメチルメルカプタンが含まれています。

これは大根のぴりっとする辛み成分のもと。
抗酸化力が高く、血管の壁に入り込んでしまったLDLコレステロールの酸化を防ぎ、細胞の老化をストップさせて動脈硬化を予防します。

さらに大根はビタミンCとビタミンPが豊富なのが特徴。
コラーゲンの生成を助け、細胞をしっかりとくっつけることで毛細血管を丈夫にしてくれます。

LDL(悪玉コレステロール)の酸化を抑制する大根の食べ方

悪玉コレステロールの酸化を防ぐには、硫黄化合物をしっかり摂れる食べ方を選ぶのがコツ。
硫黄化合物は大根の辛みのもとですから、辛みが強い部分を狙って食べるのが効果的なんですね。

大根の辛みが強いのは大根の先端や皮の部分です。
だから大根は皮をむかずに、先端部分を大根おろしやサラダにしてたべるのがおすすめ。
血管を丈夫にしてくれるビタミンCとビタミンPも、生のままの方が吸収できるんですよ。

辛み成分は時間が経つと消えてしまうので、すりおろしたらすぐに食べましょう。
辛いのが苦手な人は、大根で円を描くようにすりおろすと辛さが和らぎ、食べやすくなるでしょう。

ブロッコリー

ブロッコリー

ブロッコリーを食べるとどんな良いことがある?

ブロッコリーは緑黄色野菜の仲間なので、β-カロテンがたっぷり。
しかもアブラナ科の植物なので硫黄化合物も豊富に含まれているという、抗酸化パワーの源のような野菜です。

ブロッコリーを食べると、血管にたまったコレステロールの酸化を防ぐだけでなく、すでにたまってしまったコレステロールを取り除いてくれる働きもあります。

これまでしてきた不摂生で血管がボロボロだけど、今から何とかしたいという人に、積極的に食べてほしい野菜です。

血液をサラサラにするブロッコリーの食べ方

ブロッコリーを食べるときは、豊富なビタミンCをできるだけ残した状態で食べたいもの。
さっとゆでて食べるか、電子レンジで軽く加熱して食べると良いでしょう。
ゆでた場合にはゆで汁にビタミンCが溶け込んでいるため、スープにして飲むのもおすすめです。

ブロッコリースプラウトについて

血液と血管のためにブロッコリーを食べるなら、ブロッコリーそのものよりも、ブロッコリースプラウトと呼ばれる新芽の部分を食べるのがおすすめです。
カイワレ大根のような見た目で、生でも炒めたり汁物の具としても食べることができます。

ブロッコリースプラウトには、硫黄化合物と酵素が反応してできる「スルフォラファン」という成分がぎっしり凝縮しています。
抗酸化力が高いだけでなく、がんに対する効果も期待されている注目の成分です。
熱に強いため、加熱してもまったく問題ありません。

ブロッコリースプラウトは独特の風味があるため好みの分かれる野菜ですが、味噌汁やスープに入れるのが食べやすいかもしれません。

ハクサイ

白菜

ハクサイを食べるとどんな良いことがある?

ハクサイは、カリウムが豊富なのが特徴。
白菜の豊富なカリウムは、体内のナトリウムの排出を助け、血圧を下げる効果があります。
高血圧で塩分が気になるという人にピッタリの野菜です。

血圧を安定させるハクサイの食べ方

血圧対策のためにハクサイを食べようと考えているなら、火を通して食べるのがおすすめ。
カリウムは水に溶けだすため、スープや味噌汁、クリーム煮など、汁も一緒に食べられる料理にすると良いでしょう。

ビタミンやミネラルをそのまま摂りたい場合には生のままサラダで食べてもまったく問題ありません。
生の状態では量を食べることができませんが、漬物だと食べやすくなります。
浅漬けではなく、しっかり漬けてある漬物なら、乳酸菌が摂れるのも魅力です。

キャベツ

キャベツ

キャベツを食べるとどんな良いことがある?

キャベツには、硫黄化合物だけでなく、粘膜を保護してくれるビタミンUやビタミンKが含まれているのが特徴。
血管をしっかり守り、健康な状態をキープしてくれるんですね。

他にもキャベツには、ビタミンCや食物繊維、カリウムやカルシウムといったミネラルも豊富。
血液サラサラに欠かせない野菜と言えるでしょう。

血流や血管の健康を守るキャベツの食べ方

キャベツの豊富な栄養をしっかり摂るには、生で食べるのがおすすめ。
サラダにするなどして、1食につき2~3枚を目安に食べれば、血管や血流に良い効果が期待できます。

千切りにしたり、サラダに使う前に洗うときには、水にさらしすぎないようにするのがコツ。
せっかくのビタミンCが水に流れ出てしまいます。

生のキャベツが苦手な人や、生キャベツだけでは飽きてしまいそうという人は浅漬けにして食べるのもいいでしょう。
さっと塩もみしてしんなりさせるだけでも、かさが減って食べやすくなりますよ。

加熱する場合は、煮たり茹でたりするより、炒めるのがおすすめ。
炒め物の方がビタミンが残った状態でキャベツを食べることができます。

芽キャベツ

芽キャベツ

芽キャベツを食べるとどんな良いことがある?

キャベツに比べると、ちょっと小ぶりな感じの芽キャベツ。
そんなに栄養が入っていないような印象もあるかもしれませんね。

でも、野菜は見かけで判断できません。
ミニサイズの芽キャベツのなかには、ビッグサイズともいえる栄養価が潤沢だからです。

とくに際立っているのが、ビタミンCの含有量。可食部100gあたり、160mgも含まれています。
これはキャベツの約4倍に相当し、全野菜のなかでもトップクラスといえる量なんですね。

血液と芽キャベツの関係

芽キャベツにはマグネシウムもたくさん含まれています。
血液を固まりにくくして、サラサラにする作用がおおいに期待できるのです。

また、造血作用に優れた葉酸や、抗酸化作用を持つカロチンも入っていて、動脈硬化予防の強い味方となってくれます。
活性酸素除去や、便秘解消にも役立つ野菜ですから、キャベツ同様、すすんで摂取した野菜ですよね。

クレソン

クレソン

クレソンを食べるとどんな良いことがある?

クレソンのあの独特の辛味が苦手という人は少なくありません。
しかし、その栄養素は血液をきれいにするだけでなく、さまざまな病気を予防する力を高めてくれます。

クレソンの辛味のもとは、大根やわさびとおなじシニグリンによるもの。
血行を良くするはたらきや抗菌作用に優れた成分です。

ほかにも、βカロテンや、リン、鉄、カリウム、カルシウム、ビタミンCなど、からだに良い栄養バランスに優れた食品です。

夏バテで体力が低下しているとき、クレソンは食欲を刺激するだけでなく、消化吸収をサポートするはたらきがあります。
貧血や動脈硬化を防ぎ、血圧を正常化する効能も期待できる食材です。

血液に効くクレソンの食べ方

一般的にはジューシーな肉料理の付け合わせとして活用されることが多いです。
他にも炒めものやおひたしなどにも活用すると美味しく食べることができるでしょう。

「あの苦さはちょっと我慢できない」というあなたは、熱を通してください。
いくぶん苦味がやわらいで、風味豊かになります。

その苦味が、あなたの血液を清めて、高脂血症などのやっかいな病気を予防してくれるわけです。
頑張って食べる価値のある野菜ではないでしょうか。

まとめ

ここまでご紹介してきた通り、アブラナ科の野菜は血管や血液を健康な状態に保つために欠かせないパートナーです。
どの季節にも手に入りやすい野菜が揃っているため、一年中、食卓でしっかりとパワーを発揮してくれることでしょう。

野菜が苦手という人でも、これだけの種類があれば、ひとつくらいは食べられる野菜が見つかったはず。
血液サラサラ、元気な血管でいつまでも若々しく元気な体を維持するために、毎日食べることを心がけてみてくださいね。

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